2014年6月16日月曜日

【 World Cup 2014 】 コートジボワール V.S 日本

 
 母国、日本の初戦となるコートジボワール戦。大事な一戦といっても良いゲームであり、私もテレビで熱く応援していましたが、結果は…。


 スターティングメンバーを見ると、日本は怪我で暫く試合から遠ざかっていたキャプテンの長谷部を起用し、コートジボワールの方は、エース・ドログバを温存。互いの戦略が色々と見え隠れする中、ワールド・カップ前の2試合では、どちらも先取点を奪われ、その後、逆転しての勝利を続けてきた日本は、直前の試合とは一転して、開始16分に本田 圭佑がゴール。日本は良いスタートを切る展開。
 その後、DF 内田が決定的なゴールシーンがあったものの、ゴールは奪えず、結局、前半は日本の1点のみで後半へと折り返します。
 前半を振り返ってみますと、日本は先取点を奪ったものの、コートジボワールは日本にボールを回させて、スタミナを削いで前半を最少失点で食い止めるような作戦を引いているような印象が見受けられました。なので、後半、日本には交代枠を上手く使って、バテずに何とか持ちこたえて欲しいと願いながら、運命を分ける後半戦へ…。


 後半、やはり鍵を握っていたのは、コートジボワールのエース・ドログバ…。私は後半の最初から起用すると予想していたのですが、後半17分に投入し、2分後、ウィルフリード・ボニーがゴールを決め同点。ドログバ効果が表れた結果と言えます。
 その後、立て続けにゴールを奪われ、日本は苦しい展開…。遠藤、大久保、柿谷と攻撃陣を入れ替えるも、前半の疲れが蓄積しているのか、時間が進むに連れ、日本らしいサッカーが出来ないような印象を持ちました。
 そして、終わってみれば、2対1で日本は黒星という結果に…。


 この試合を振り返りますと、試合前、サブリ・ラムシ監督と中田英寿氏の対談が NHK で放映されていましたが、そこで日本というチームをよく理解しているなと思えるような発言が見受けられたので、結果的にゲーム・プランが的中したように感じられます。
 また、この試合では雨が降っていましたので、芝がとても重く、日本選手にとっては、かなりハードなコンディションだったと言えます。

 …ということで、日本は初戦を黒星というスタートとなりましたが、次のギリシャ戦がとても重要になってきました。というか、勝ちきるしかないと言えるでしょう。
 試合翌日の練習風景を見ますと、かなり疲労しているように映ったので、まずは疲労回復に専念しながら、「勝つしかない」という強い気持ちで、次の試合に臨んで欲しいと思います。そして、結果を残して欲しい…。




[得点]
 ●コートジボワール
  64’:ウィルフリード・ボニー
  66’:ジェルヴィーニョ
 ●日本
  16’:本田 圭佑

[チームデータ]

 ●総シュート数
  →コートジボワール:19/日本:7
 ●枠内シュート数
  →コートジボワール:9/日本:4
 ●ボール支配率(%)
  →コートジボワール:57%/日本:43%
 ●コーナー
  →コートジボワール:8/日本:5
 ●GK セーブ
  →コートジボワール:3/日本:7
 ●オフサイド
  →コートジボワール:3/日本:1
 ●レッドカード
  →コートジボワール:0/日本:0
 ●イエローカード
  →コートジボワール:2/日本:2


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